桜が咲く時期になりましたね^^
広い公園内に咲く満開の桜。
水辺に映る桜は本当に綺麗です。
春秋限定運行の遊覧船もあるので、船に乗りながら満開の桜を堪能することも出来るんです!
公園自体も『日本の都市公園100選』に選ばれているほどの公園。
そんな、富山の高岡古城公園についての桜情報と高岡桜まつりについてお伝え致します。
最初は基本情報から見ていきましょう~♪
基本情報
🔶見頃 2018年4月上旬 ~ 4月中旬頃
🔶高岡桜まつり
※2018年はもう少しお待ちください。
2017年は4月1日(土)~4月24日(日)、
このイベント期間中は、ぼんぼりでライトアップされ夜桜も楽しめます。
🔶ライトアップ時間:18:30~23:00
🔶場所 高岡古城公園(富山県高岡市古城1番9号)
🔶アクセス
愛の風鉄道、高岡駅から徒歩で約15分(高岡駅北口広場を出て右手・中川方向に進み直進)
JR西日本、越中中川駅から徒歩5分(氷見線は1時間に1本程度の運行)
🔶駐車場 公園北口、体育館前に140台の無料駐車場あり
付近に高岡市営御旅屋駐車場
🔶トイレの数
7か所(相撲場横、本丸広場南側(多目的トイレ)、本丸広場北側(多目的トイレ)、中の島、小竹薮広場内トイレ(多目的トイレ)、三の丸茶屋横(多目的トイレ)、動物園横、動物園内)
🔶問い合わせ先
高岡古城公園管理事務所
電話番号:0766-20-1563
公式サイトはコチラ
🔶地図
高岡古城公園まつり2018の見どころは?
なので、「夜桜を見たい!」
という人はこの高岡まつりが開催されている期間を狙っていきましょう~!
富山県は呉羽山を境として、呉羽山の西地域である呉西、東である呉東に分かれています。
呉東の中心都市は県庁所在地の富山で、呉西の中心都市は高岡!
この高岡で、場所取りに始まり宴会で終わる、いわゆる「お花見」をする場所が高岡古城公園です。
日本さくら名所百選の1,800本の桜をはじめ椿などの春の花、無料動物園、蒸気機関車の展示に加え、夜間ライトアップ、春秋限定運行の遊覧船、駐車場満員が加わり、人気のスポットの確定せざると得ない場所と言えます。
富山県の平野部は扇状地。
だから、小矢部・庄川・神通・常願寺・片貝、早月、黒部(地元では早口言葉になっています。)の富山7大河川があり、また小さい川を入れると数え切れないほどの川があります。
主な市街地を流れる小川の堤には必ず桜が植えられているので、桜の花やそのライトアップならどこでも見る事ができるのです。
だけど、宴会と遊覧船からの花見を同時に楽しめるのは、呉西地区では古城公園だけです。
実は、この古城公園は、ドラエモンでおなじみの藤子不二雄の漫画「まんが道」の舞台になっている所なんです!
藤本弘と安孫子素雄が、旧制高岡中学(現在の県立高岡高校)で出会う場面に古城公園、高岡高校、文苑堂書店が描かれています。
ちなみに、当時の高岡高校は取り壊され、現在は市立美術館になっています。
金沢が文豪の町なら高岡は由緒正しい漫画の町なのです。
有名な漫画の舞台になった加賀百万石を彷彿させる城跡で花見が楽しめるのは、全国でもここだけでしょう。
高岡古城公園 遊覧船って?
冒頭でもお伝えした春と秋だけ限定で運行されている遊覧船があります。
満開の桜を水辺は桜の花びらでピンク色に…。
船に乗りながら見るなんてなんとも贅沢^^
料金:大人700円、小人200円
3歳未満無料(障害者およびその付添い人(1名まで)は半額)
営業期間:4月1日~5月28日、11月3日~11月26日
(4月3日~4月6日運休、5月6日~5月28日は土日のみ運行)
営業時間帯:10:00~16:30(最終便)
高岡古城公園周辺オススメスポット3選
良かったらこちらも行ってみてくださいね♪
1.高岡大仏
日本三大大仏の一つである高岡大仏は、大手町出入口から約200mの所にあります。
大仏の土台部分は建物になっていて、その中では地獄や極楽の絵図を見ることができます。
お花見で羽目を外す前に、一度は地獄絵図を見ておきたいですね。
2.高岡古城公園内動物園
フラミンゴやペンギンが居ます。
ウサギと直接触れ合うことができる「ふれあい広場」があります。
子供が非常に喜びます。
これで入場無料の動物園なのです。
ニホンザルやタヌキなど、山に行くと良く出没する「なんら珍しくもない動物」も飼われています。
そこはしっかり突っ込んでおきましょう。
また、公園内の堀には、亀や鯉に加え30年前から飼育されている白鳥やコクチョウ(黒い白鳥)など様々な生物が居ます。
河童も住み着いていると噂になっていて、堀に落ちた人は堀の底に引きずり込まれるそうです。
いろいろな動物と出会ってみたいですね。
開園時間 9:00~16:30
休園日 毎週月曜日(祝日の場合、翌平日)
12月29日から1月3日
入園料 無料
3.昭和の街並み
古城公園周辺は高岡の昭和初期の街並みが残っています。
昭和後期や平成になってからの一戸建て住宅はまずありません。
地元の人はあまり気付いていませんが、公園の周りを散策すると、一昔前の街並みを味わえます。
再開発がどこでも行われた現在において、昭和の街並みが残っている場所は少なくなってしまいました。
古城公園周辺で昭和風情を味わってみるのも一興でしょう。
花見の注意点とポイント情報
高岡城は、キリシタン大名である高山右近が設計し、前田利長公が建設した城です。
今でも古城公園の石に十字架が刻まれた跡がありますが、これは江戸時代に隠れキリシタンが集まっていた場所と言われています。
また、建設前、高い丘陵になっていました。
ここに城を造るため、堀を掘っていましたが、なかなか水が出なかったそうです。
ある時、天から龍が舞い降り、その瞬間に水が勢いよく溢れ出る…。
やがて城は完成し、利長公が入城しました。
このとき高い丘の上に出来た城ということで高岡の地名が付けられました。
その後、一国一城令により城は解体されてしまいました。
古城公園は、ぶっちゃけ駐車場がありません。
公園内には初詣で大勢の人がお参りする射水神社がありますが、地元民が初詣に行く時、まず悩むのは駐車スペースです。
なので、アクセスは高岡駅から車を止めて、会場へ向かいましょう。
また、公園内にある高岡市民会館は、2017年秋から「耐震強度不足のため使用不可、市の財政難のため建て替えの見込みなし」となっています。
最後に
高岡古城公園の花見についていかがでしたか?
もう一度見所をおさらいすると、
・加賀百万石を彷彿させる。
・花見で賑わうため富山では珍しい人混み
・遊覧船で水上からの桜が楽しめる。
・由緒正しい漫画のふるさと
・動物園の動物や堀に住む様々な生き物と蒸気機関車
・椿など桜以外の花も楽しめる
・龍や河童。タヌキも居る。
・ややレアな昭和の街並み
これだけの話題がそろったお花見の舞台は全国でも珍しいでしょう。
私も母の実家が古城公園から50mほど離れた場所にあるので、子供の時、1回だけ夜桜見物に行った記憶があります。
当時、遊覧船はなくライトアップが始まったばかり。
現在のような華やかなライトアップではなく、薄暗く、寒い中、母に連れられて行きました。
子供なので桜の花の美しさがわかるはずもなく、
「なんでこんな所に行くのだろう」
と疑問を感じていました。
真っ暗な夜空に真っ白な桜の花が咲き乱れ、桜の花でできた屋根の下を歩いているような幻想的な風景は今でも覚えています。
古城公園は、桜一色な場所もあれば、他の木々とコラボしている風景もあり、様々な桜が楽しめる所です。
キレイな桜景色を是非見に行ってくださいね^^