最近夫が低温調理にハマっていて、ローストビーフ、鳥ハム、ハンバーグなど色々作ってくれて美味しく食べていました。
低温調理ってこんなに、お肉が柔らかく食べれて感動していたんです。
しかし、ある事件が起きました。
それは、小学生の娘が食中毒になったこと。
検査結果から原因はカンピロバクターで、低温調理器で調理した鳥ハムの可能性が高いとなりました。
鶏肉をもっと柔らかくしたいという試行錯誤の結果温度を下げ、時間を短縮し説明書通りに調理しなかった事によるものです。
あと、娘は胃腸が比較的弱かったのもあります。
娘以外の家族は大丈夫で、娘だけがなりましたから。
ここでは、そんなことから、低温調理機の使い方によっては危険ということをお伝えしたいです。
なぜ今回、低温調理器で食中毒(カンピロバクター)になったのか?
今回、低温調理器でカンピロバクター食中毒になった原因は、独自でその時間と温度設定を変えてしまったことです。
カンピロバクターは、65度数分程度で死滅すると言われています。
低温調理器具によっては、説明書に65度以下で温度設定するレシピも掲載されていました。
しかし、低温調理器は購入した低温調理器の説明書通りに時間と温度を設定していれば、きっと食中毒は起こらないと思うんです。
(調理メーカーは、何度も細菌の検証をされているでしょうし…。)
危ないのは、独自でその時間と温度設定を勝手に変えてしまうことだと思います。
今回こんなことが起きて、我が家は中心温度計を購入しました。
測定してわかったのが、設定温度65度でも中心は63度位しか上がらないということです。
カンピロバクターの死滅するといわれる65度以上にはなっていないので、安全とははっきり言えない温度なことは確かです。
カンピロバクター食中毒にかかった小学生 娘の症状は?
カンピロバクターの潜伏期間は2日~7日。
6日目~7日 :熱が36.5度と平熱に戻る
8日目 :熱が短時間で40度まで上がる。
その後、12時間以内に激しい下痢(6回以上)軽い嘔吐。
解熱剤を飲ませても38度位にしか下がらず、2時間後には40度の熱に戻る。
水分取るが、嘔吐することから入院となりました。
9日目:入院し整腸剤と点滴をする。
11日目:退院(3日後退院しました)その後、下痢が止まるまで学校はお休み。
17日目:完全復活
病院の先生の許可がおりて登校できるようになったのは17日後でした。
カンピロバクターと検査結果でわかるのは便を採取してから5日程。
その検査結果がわかるまで
「この病気は何!?」
と思う程、激しい下痢と発熱に親の私も怖い思いをしました。
娘は「死にそう~辛い、辛い」とずっと泣きながらいっていましたから…。
しかも、この時初めての経験だったので怖くなって夜間 小児救急電話相談に電話したものの繋がらなくて、救急車を呼ぼうか迷った程でした。
脱水なのか娘がだんだんぐったりしていくのがわかりましたから。
でも、入院して点滴を受けたらあっという間に回復していくのがわかりました。
入院した翌日にはご飯を食べれていましたからね。
娘からもお腹すいた。という言葉が聞けて安心しました。
退院してからも、ご飯は食べれてもしばらく下痢が続き長い間学校を休むことになりました。
また、カンピロバクターは感染力は弱いのか、娘と同じトイレを使用しても感染することはなかったです。
最後に
この記事は夫が作った鳥ハムを悪く言うわけではありません。
私自身もそういった知識がなかったからこそ、食中毒が起きたのですから。
しかし、今回娘がカンピロバクター食中毒にあって、食中毒ってこんなに怖いものなんだなぁ!?
と思い知らされた話でした。
低温調理器で調理した鳥ハム。
これを検査した訳じゃないから確定とはいえませんが、その可能性が高いと思っている私です。
また、お料理だけではなくて、鶏肉を触ったまな板や包丁、テーブルなどでもなる可能性はあるそうです。
とにかく、低温調理器で作る料理は柔らかくて美味しいですが、温度設定には注意が必要だな。
と思った出来事でした。
また、カンピロバクターは鶏肉以外にもあるのでご注意を!