おカネの切れ目が恋のはじまり(原作)シナリオブック7話になります。
6話では、慶太ママから結婚を認めてもらうために玲子が努力していました。
そして、この7話では、猿渡家のほころびについて描かれています。
この『おカネの切れ目は恋のはじまり』の最後の試練といえるでしょう!?
猿渡家のほころびが大きすぎて、玲子もその場から逃げてしまいます。
それは、モンキーパスの退職と、行方を膨らませるという…。
しかし、この大きなほころびを認めることと、乗り越えることが玲子と慶太の絆を深めることになるのだと思います。
目次
『おカネの切れ目が恋のはじまり(原作)』シナリオブック7話のネタバレ
7話 『経理部のプライド』です。
両家の顔合わせも終わり、次は結婚式。
慶太は自分の結婚式の計画を考えます。
それは、一生一度だからと、式場はお城、甲冑を着て白馬にのって…。
慶太らしいプラン。
しかし、玲子はそんな慶太の結婚プランを見ながらかかる費用を指摘する。
そんな幸せな2人の中、慶太に辞令がでます。
それは、企画部への異動。
慶太は念願の企画部へ異動となるのでした。
その日は、九鬼家で慶太の送別会が行われます。
玲子の母 サチが皆に手料理を振る舞う。
そして、幹事はなんと、慶太!
低コストで送別会が開けるように、九鬼家で行うことにしたのです。
お金の管理で成長が感じられる慶太。
最後の言葉に経理部は嫌われても正義を尽くすヒーローだ。と慶太は話すのでした。
そんな中、モンキーパスの社外監査役をしている早乙女が会社の長年の不適切な会計処理の疑いがあることを見つけます。
もし、それが真実であり、公になれば会社自体が潰れる可能性がある。
最悪、関係者は逮捕される事態を意味していました。それは慶太の父親も含め。
その疑いを知った玲子は慶太にその事実を伝えることが出来ませんでした。
早乙女や営業部の板垣 純からはまずは慶太に相談した方がいいと言われていたのに…。
慶太への隠し事は玲子を精神的に追い詰めていくのでした。
そして、玲子は慶太から離れていったのです。
『おカネの切れ目が恋のはじまり(原作)』7話を読んだ感想
この7話では猿渡家の大きなほころびについて描かれていました。
婚約が決まって幸せな中、猿渡家のほころび⇒玲子逃亡。
もし、この事実を慶太が知ったらどうなるのだろう?
まっすぐな玲子だからそれが許せず、慶太にも相談できず…。
逃げは、玲子らしくないが、好きな人に辛い事実を言えない玲子のやさしさなのだと思いました。
このあと、2人がこのほころびをどう繕うのか見どころかと思っています。
『おカネの切れ目が恋のはじまり』の『ほころび』という表現が好き
この脚本は、とても独特でおもしろい表現をされていますよね。
それは、”ほころび”と表現している所です。
私の中では”ほころび”は、人の悪い部分、隠したい部分、人の闇の部分。
と捉えていました。
本来の意味では、『ほころびる=縫い目がほどけている部分』
そして、その縫い目がほどけている部分を直すことを繕うと言います。
玲子が第1話、縁側で欠けたお茶碗を直す時に、言っていた言葉でもあります。
ほころびても、繕うこと出来る。
そうしているうちに、愛着が湧くものだ。と玲子も言っていました。
今、この7話ではまさに大きなほころび(悪い部分)が出てきましたが、玲子と慶太はそれをどう繕っていくのでしょうか?
そして、ほころびを繕っていくほど、2人の絆も強まるのでしょうね~♪
最後に
『おカネの切れ目は恋のはじまり』7話まできました。
内容はいかがだったでしょうか?
いよいよ次回が最終回(8話)です。
私はすでに、最後まで読みましたが、8話とても良い話になっていました。
ドラマから流れてこのシナリオを読んできてますが、松岡茉優さんが演じる九鬼玲子、三浦春馬さん演じる猿渡慶太がちゃんと脳裏に浮かんでまるでドラマを見ているような感覚で読めました。
本は苦手と思っている人でも、好きなドラマなら難なく読むことが出来ると思いますよ!
また、ドラマを最初から見直して、このシナリオブックを読むのも良いかもしれません。
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