自転車の傘さし運転! 固定器具を使っても違反って本当?




豆子
自転車に固定器具を使って傘をさす場合は違反にならないの?

自転車の傘さし運転が、違反というのは知っているけど、固定器具を使た場合は?

両手が使える状態だし、固定器具を利用すれば傘さし運転OKなんじゃないか!?

そんな風に思っていました。

しかし、住んでいる場所によっては固定されていても違反になる場所もあるそうです。

ここではそんな、自転車につける傘さし用の固定器具を使っても違反になるのか調べてみました。

良かったら参考にしてくださいね。


自転車の固定器具を使っても違反って本当?


豆子
最近のニュースで固定器具を使っても自転車の傘さし運転はNGみたい…。

そして多くの都道府県では、傘差し運転はもちろん、傘を器具で自転車に固定すること、携帯電話・スマホ・イヤホン・ヘッドホンを使用しながらの運転を禁止し、違反すると5万円以下の罰金に処せられます。
(2018年8月28日現在)

引用元:BIGLOBEニュース
https://news.biglobe.ne.jp/

多くの都道府県では、傘を器具で自転車に固定することが違反と書いてあります。

しかし、東京警視庁のホームページには、

自転車傘立て器具を自転車のハンドル部分に取り付けて傘を開いた
状態で固定させて運転した場合は違反になるの?

積載物大きさ制限超過違反となりま
す。積載物の長さ及び幅の限度は、
それぞれの積載装置の長さ又は幅
に、0.3メートルを加えた長さ及び
幅を超えないこと、高さの限度は、2
メートルからその積載をする場所の
高さを減じたものを超えないことと定
められています。したがって、「傘立
て器具」に傘を積載した場合に、傘
の幅が「傘立て器具」(積載装置)の
幅に0.3メートルを加えた長さを超
える場合や、傘の上端が地上から2
メートルの高さを超える場合は違反
となります。

引用元:
東京警視庁ホームページ
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp

条件を満たした場合は、固定器具を使った傘さし運転も可能。

と書かれています。

傘の固定器具について
傘を自転車に器具で固定すると、傘を差した状態で両手を使って自転車を押して歩くことができて便利ですが、その状態で運転すると不安定になり危険です。

また、自転車に積んで運転してよい荷物の制限を超えることになります。(「固定器具の幅+30センチメートル」ですので、固定器具の幅が10センチメートルの場合、荷物の幅は40センチメートルまでとなります。一般的な傘はこの制限を超えます。)

引用元:彩の国埼玉県
https://www.pref.saitama.lg.jp/

住む県によっては、自転車傘の固定器具を使ったとしても違反。

という県もあります。

なので、利用する前に一度確認したほうが良いですね。

実際自転車に固定器具をつけて計ってみました!


豆子
本当はシルバーカーにつけたかったんだけどサイズが合わなかった…。

祖母のシルバーカー用の器具として購入してみたのですが、サイズが合わずガッカリ。

 

そこで、自分の自転車に傘固定器具をつけてみたのです。

 

どんな感じかと思って…。
(道路にはでていません。)

つけてみた印象は、シッカリ固定されて動きません。

しかし、一般の傘をつけてみると不安定感は感じました。

 

グラグラはしないものの、強い風や段差などで、

 

「もし、倒れたらどうしよう…。」

 

ちょっと怖さを感じます。

自転車に積んで運転してよい荷物の制限の幅が40センチメートルだから、一般の傘だとすでに違反なんですけどね…。

幅40センチメートルの傘って結構小さいですよね…。

高さも2mまでということなので、実際に計ってみました!

サドルの所まででも1m2cm!

その他に、固定器具が30cmで傘全体を合わせると子供の傘でも1mは越えます。

この写真を見てわかるのが、普通に考えても高さ2mは越えてしまうのは確か…。

もし、傘の固定器具が利用できる場所であれば、固定器具の長さも考えて検討したほうがよさそうです。

自転車も小さい自転車から私のようなママちゃりみたいな物もあるから自転車の高さにもよりそうです!

自転車の傘さし運転!罰金の金額は?その他にも知らずに違反していることも…。


豆子
自転車の傘さし運転って罰金いくらなのかな?

自転車は車よりも軽視されている所があるのか、傘さし運転をする人をみかけます。

そんな、傘さし運手の罰金っていくらなんでしょうか?

その他にも、どんな自転車違反があるのか気になって調べたら驚き!?

こういった人は良く見かけるし、知らず知らずに違反!?

ということもあり得そうです。

自転車のルールと罰金

二人乗り:2万以下の罰金又は科料
携帯電話:5万以下の罰金
傘さし運転:5万以下の罰金
イヤホン着用:5万以下の罰金
夜間の無灯運転:5万以下の罰金
歩行者の通行妨害:2万円以下の罰金
並進通行:2万以下の罰金
酒気帯運転:100万以下の罰金又は5年以下の懲役

また、二人乗り出来る場合もあります。

それは、幼児などを同乗させる場合です。

こちらも条件を満たした時のみ二人乗りが可能。

自転車の傘さし運転で怖い思いをした経験です。

最後に

豆子
自転車の傘さし運転はしないほうがいいね…。

ほとんどの都道府県が自転車に固定器具を使って傘をさしたとしても違反になる。

とニュースで書かれていました。

住んでいる県によっては、条件を満たせば乗れる所もあるようですが、

実際自転車に傘を固定してみたけど、やっぱり怖いです。

自転車は、道路交通法上は「軽車両」扱いとなっています。

自転車の事故を見たことがありますが、とても危険!!

傘さし運転とは関係ないけど、自転車と人の接触事故で足を怪我した女性を見ました。

その時は、

「自転車事故も怖いんだ…。」

と思った記憶があります。

私も自転車に乗る時、気を付けないといけません。